自営業者録
自分の理想像の一つに「相手の態度によって自分の態度を変える必要はない」というのがある。
これは傍若無人に勝手気ままに振る舞うという事ではなく、主体的に生きるという考え方です。
もうずいぶん前でどこでこの話を聞いたのか忘れたけれど、今でもすごく覚えていて頭に残っている話があります。 自分の人生に大きな影響を与えてくれた話。
それはこんな話です。
ある所に2人の男がいた。 毎朝いつも同じ道を通りながら2人して仕事に向う。
友人はいつもすれ違う人達に笑顔でおはようの挨拶をしている。
途中、同じ場所に座っている愛想のない年老いた女性の前を通る。
友人は笑顔でおはようと言うが女性からの返事はない。
毎日、毎日、同じ道を通り同じように挨拶をしながら2人は仕事に向かう。
ある時、友人がいつものように無愛想な女性におはようと挨拶をする。 同じように返事はない。
どうしていつも返事がないのに挨拶をするのか、ずっと不思議だったので聞いてみた。
友人はこう答えた。 「挨拶するかどうかは自分で決めることが出来る。」
ほとんどの人は相手の態度によって自分の振る舞いを決めてしまっていると思う。
親切にしてくれた人には親切に。 そうでない人にはそれなりに。
愛想よくしてくれた人には愛想よく。 そうでない人にはそれなりに。
知らず知らず受け身になっている。
相手の態度が自分の態度になってしまっている。
それがいつのまにか当たり前になってしまっていることに気付く。
たとえ相手が不親切であったとしても、自分は親切でいる。
たとえ相手が無愛想であったとしても、自分は笑顔でいる。
相手の態度は関係ない、自分の態度は自分が決める。
JGはそんな人をカッコいい人だと思う。 自分もそんな男になりたい、そうありたいと思っている。
自分から一歩歩み寄ることに勇気が必要な時もあるけれど。
自分が取った態度とは違った態度が返ってくる時もあるけれど。
それがどうした! 関係ねえ! 俺はこれで行くんだ!
って気持ちになったら、なぜだか不思議と強くなれたような、優しくなれるような気がするんです。
そして怒ることも落ち込むことも前より少しすくなくなった気もします。
まだまだ、他人の態度で傷ついたり、落ち込んだり、すねたり(笑)することも時にあるけれど、
そんな時は「自分の態度は自分で決めるんだ!」って言い聞かせて前に進むようにしています。
主体性を取り戻したら、本来の自分の強さや優しが戻ってくる。
JGの自分がなりたい人生の目標の一つ「相手の態度によって自分の態度を変える必要はない」という話でした。
今日も一日お疲れ様でした。