GMOクリック証券を使って逆日歩のかからない「一般信用」で優待クロス取引の方法をシンプル簡潔に説明します。
- 獲得したい優待株の配当権利落日を確認
- クロス取引検索ページでその銘柄があるか確認
- 配当権利落日の前日までに 獲得したい銘柄の「一般信用売り」注文を入れる
- 配当権利落日の前日までに 獲得したい銘柄の「現物買い」注文を入れる
- 翌日(翌営業日9:00~15:00)に注文結果を確認
- 権利付き最終日15:30以降に現渡(げんわたし)注文
- 権利落ち日に 注文結果を確認
1.GMOクリック証券で配当権利落日を確認
GMOクリック証券クロス取引で狙っている優待株の配当権利落日を確認する方法。
会員ページ【株式】 → 【注文(銘柄検索)】より銘柄コードもしくは銘柄名を入力して[検索]
→ 「株価情報」の右下、「配当権利落日」、「中配当権利落日」にて確認。
ここで調べた「配当権利落日」、「中配当権利落日」の前日までに下で解説する「一般信用売り」と「現物買い」の注文を入れる必要があります。
2.クロス取引検索ページでその銘柄があるか確認
GMOクリック証券クロス取引で狙っている優待株の売建受注枠があるか確認する方法。
株式タブをクリック → 一般売をクリック → 優待ありをチェック、優待権利確定月をチェック → 検索
検索すると一覧が出るので狙っている優待株を探す(コード順にならんでいるのでだいたいのページを選択)
売建受注枠に「○」があれば注文可能。
在庫が少ない場合は「△」在庫が無い場合は「×」が表示されます。(△や×は一覧の後ろのページにならんでいます。)
「○」「△」の場合、次の「一般信用売り」注文に進みます。
「×」の場合は他の証券会社で検索を行います。
3.配当権利落日の前日までに「一般信用売り」注文を入れる
GMOクリック証券クロス取引で狙っている優待株の一般信用売り注文する方法。
上記2の検索一覧で「○」「△」の場合、優待株の銘柄名をクリック(もしくは銘柄コードや銘柄名を検索)すると注文画面が表示されるので入力していきます。
- 口座 → 特定を選択
- 取引区分 → 一般信用を選択
- 注文タイプ → 通常を選択
- 売買区分 → 売を選択
- 取引数量 → 株数を入力
- 指値 / 成行 → 成行にチェック
- 執行区分 → なしを選択
- 有効期限 → 当日を選択
取引暗証番号を入力して確認画面へをクリック
間違えがないか確認して注文確定ボタンをクリック
4.配当権利落日の前日までに「現物買い」注文を入れる
上記3の一般信用売り注文が終わったら続けて現物買い注文も入れます。
<チェック> 買付余力はあるか?
上記3と同じ注文画面で今度は現物買いの注文を入れて行きます。
- 口座 → 特定を選択
- 取引区分 → 現物を選択
- 注文タイプ → 通常を選択
- 売買区分 → 買を選択
- 取引数量 → 3で入力した数量と同じ数量を入力
- 指値 / 成行 → 成行にチェック
- 執行区分 → なしを選択
- 有効期限 → 当日を選択
取引暗証番号を入力して確認画面へをクリック
間違いがないか確認して注文確定ボタンをクリック。 これで現物買い注文は終了。
「一般信用売り」と「現物買い」の両方の注文が入っているか念のため注文履歴で確認。
しっかりと発注されていました。
ここまでを配当権利落日の前日までに行っておく必要があります。
翌日、注文結果を確認
翌営業日に約定履歴を確認します。
この画像では22日(金)に注文して、土日の23(土)、24日(日)をはさんで25日(月)の朝一9:00に約定しています。
後はこのまま権利付き最終日が終わるのを待つだけです。
権利付き最終日15:30以降 現渡注文
26日の15:30以降から現渡注文を行えるのですが、忘れていてその夜中27日の1:00に現渡を行いました。
株式 → 信用建玉をクリック
対象の銘柄の返済をクリックすると注文画面へ
注文株数を入力 → 取引区分:現渡を選択 → 確認画面へをクリックすると確認画面へ
入力に間違いがなけれれば注文確定ボタンを押す。
これで現渡注文が完了しました。 注文履歴(取消・変更)をクリックして注文内容を最終確認。
権利落ち日 注文結果を確認
27日の朝、8:31分に現渡が約定を確認。 これにて無事優待クロス取引の終了です。